LOVE
ただいま。
東京に戻りました。
雪が降っているー!
しかも
大粒です。
雪の世界から
帰ってきたばかりだし、
雪や寒さには、
相当泣かされてきたのに、
どうして、
嬉しくなっちゃうんだろう。
空を見上げて、
舞っている雪を見つめて、
にやけました。
雪バカです。
そんな雪バカな私ですが、
第47回 帯広氷まつりで、
歌ってきました!
2010年1月30日。
十勝快晴の下、
日中はあたたかく、
氷も解ける勢いでしたが、
日が沈むと同時に、
キンと冷えこむような夜でした。
花火と氷像を楽しみに、
びっくりするくらいたくさんの方が
来場されていました!
今年は、
開催の三日間で、
15万人が訪れたそうです。
すっごい!
帯広市の全人口に追いつく勢いです。
スキーウェアに身を包んだような、
防寒着姿の方が、
こどもたちを、
ソリに乗せて
集まってきていて、
そうそう、
氷まつりって、
こうだった。
と、
この町ならではの、
懐かしい光景を見させてもらいながら、
会場の雰囲気を楽しみながら
過ごしていたら、
あっという間に、
ライブの時間になりました。
17時過ぎから行った、
ミニライブ。
実は正直、
どんな風な音になっていたか、
自分でもよく分かりません。
マイナスの世界で、
ギターを弾くとどうなるのか。
とか、
弦も
寒さに縮こまって、
音が高くなっちゃうのかな。
とか、
その中で、
ギターって弾けるもの?!
とか。
色々と想像しましたが、
実家の外で、
シミュレーションで、
弾き語ってみたりもしましたが、
やっぱり、
その日・その時間の
コンディションは
やってみないとわからない。
結局、
自分がこの町で、
その日聴いてほしいと思う歌を、
歌おう!と、
三曲選曲させてもらいました。
私の指は、
感覚がマヒしていたからか、
痛みを感じませんでしたが、
ギターの音と
私の歌は、
合っていたでしょうか。
お聴きぐるしかったらゴメンなさい。
たくさんの方がステージ前にも
集まってきてくれていて、
白い息を吐きながら
聴いてくださっている姿が、
暗い中、
ぼんやり照明に照らされて見えて、
何だか心がジンとしました。
そして、
その夜のメインイベント。
花火ショー!
オープニングで『幸福駅』が流れ、
一番を歌い終わり
間奏が流れると同時に、
ひゅぅぅぅーパーン!
と花火打ち上げがスタート。
その音を背中に聴きながら、
どっと感動が押し寄せました。
やばい。
泣きそう。
と思いながら。
でもみなさんは、
花火に夢中になっているから、
泣いてる場合じゃなく、
歌う!
と、
最後まで、
歌わせてもらいました。
もう、
本当に感動しました。
その後、
ステージ裏で、
冬の花火も堪能し、
鼻と耳は真っ赤になりましたが、
美しかったです。ホントウに。
控え室に戻ると、
足のつま先が、
ジンジンジンジン痛くて、
スピードスケートの
練習をしていたときのことを
思い出しました。
靴を脱いで
ストーブの前で
足をあたためていくときも、
イタイんですよね。
よく泣いたな。
懐かしい痛み。
でも、
そんなスピードスケートに励んでいた
ちいさい頃から、
毎年見にきていた氷まつりで、
こうして歌わせてもらえているなんて、
やっぱり夢のようです。
手の感覚も含めて、
夢の中の出来事のようなのに、
ユメじゃなく、
現実になっていることに、
また感動します。
今回も、
呼んでいただいた
かちまい&FM JAGAに、
心から感謝いたします。
ありがとうございます。
そして、
完全防寒姿で、
ファミリーで、
友人とともに、
一人でも、
会場に足を運んでくださった
みなさん。
本当に、
この夜をともにできて、
嬉しかったです。
忘れられない夜です。
ありがとう!!
2010年1月30日(土) 第47回 おびひろ氷まつり 流ミニライブ曲順
1.55
2.馬
3.つぼみ
———
・音楽の箱
———
<花火ショー>
・幸福駅
そして、
なんと、
この夜、
会場を移動して、
もうひとつのステージでも、
歌わせてもらいました。
駅前にあります、
日航ホテル・ノースランド帯広で
行われていた、
『とかち縁結びプロジェクト』というタイトルの
イベント。
こちらは、
十勝の農業青年が20数人。
北海道内から集まった女性が20人。
総勢40名ほど集っての
婚活パーティーです。
ホテルのキレイな、
婚礼パーティーなども
きっと行われるような、
天井の高い、
広いお部屋に、
枝に咲いた桜の花が
満開に並べられ、
場違いな感じさえしましたが、
歌わせてもらいました。
この日の午後から半日、
ボーリングや食事をともにして、
最後はドレスアップしての
パーティー。
そして、
最後に好きな方、
気に入った方、
一人の名を書いて、
紙を提出し、
その結果を待つ間の、
流ライブ!
でした。
どうしたらいいの。
こういうとき。
歌どころじゃない方も
たくさんいらしたのではないかな。と、
想像しますが、
みなさん、
ステージ前に座って、
じっと聴いてくださっていました。
中には、
同年代の方もいて、
後で聞くと、
実行委員の方はなんと、
高校時代の一つ後輩で、
私が学祭で歌っていたのを
当時見てくれていたそうです。
スゴイ。
カップルは、
三組誕生し、
実行委員の方も、
ホテルの方も、
ラジオ番組でずっと、
これまでの道のりを見守ってきた、
STVラジオ『牧やすまさのスーパースクランブル』の
牧さん・谷口さんはじめ、
スタッフのみなさんも。
心からの笑顔で喜んでいました。
おめでとうございます。
十勝の農業、
私も、
十勝で生まれ育ったのに、
じゃがいもがどんな花を咲かせ、
どう収穫されるのかも、
あまり知らないで生きているので、
体験したくなり、
昨年秋、
ライブで帰ったときに、
長いも堀りを、
ほんの一週間ほど
手伝わせてもらいました。
朝早くから、
畑で土にふれて
野菜を収穫するのは、
腰もいたくなるし、
タイヘンなこともあるけれど、
汗かいて働いて、
十勝の広い空の下、
太陽にぽかぽか照らされて食べる
昼の弁当が、
本当においしかったです。
土に触れて、
息吹きとか、
実りとか、
身体で感じて生きるって、
とてもゆたかなことだと思います。
今日のご縁がつながって、
ノースランドホテルで
結婚されるカップルがいらしたら、
祝福の歌を歌いにいけたらと思います。
ありがとうございました!
そんな濃ーい一日の日記。
長ーくなってスミマセン。
また
大切にしたいものを
握りしめて、
2010年にやりたいことを
確かめて、
帰ってきました。
こんなに寒い十勝から、
バンクーバーオリンピックに出場する選手は
13人もいるそうです。
この寒さの中の、
しかも、
過酷過ぎやしませんか?と思う、
スピードスケートで出場が決まった、
高木美帆選手を
心から尊敬します。
その姿に刺激ももらいながら、
私も己に負けず、
進みたいと思います!