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ツクル

わたしの周りの、ドラえもん。

アルバムのレコーディングと平行して、
ジャケットの
制作が行われています。
ジャケットは、
CDの顔で、
“ジャケ買い”なんて言葉も聞きますが、
私も、
本も、CDも、
表紙や、ジャケットが気になると、
その内容や作家を知らなくても、
読んでみたい、
聴いてみたい、
と、手にとってみる方なので、
とっても大切な部分だと
考えています。
今回のアルバムのジャケットデザインは、
デザイナーの友人に、お願いしました。
彼女とは、東京に来てから、
同級生の彼女。(現在は妻。)として
出会えたのですが、
出会ってすぐに、
同級生がいなくても、
二人で、
映画を観に行ったり、
ごはんを食べに行ったりする仲になりました。
デザイナーとしての作品を、
たくさん見てきたわけではないのですが、
毎年届く年賀状の雰囲気や、
話している内容で、
すごく、
彼女の世界観が好きだな。と
思っていました。
昨年、一児の母になり、
ほんの少しの間、
仕事から離れていたのですが、
現在は、
子育てに励みながら
早くもデザイナー業に復帰して、
忙しい毎日を送っているにも関わらず、
ジャケットデザインを
快く引き受けてくれました。
私がソロとして、
初めて札幌の喫茶店“あじと”で
ライブを行なったとき(2006年11月)も、
ポスターデザインをしてもらったので、
そのライブに来てくださった方は、
彼女の作品を、
一度、見てくれているはず。
きっと、
母になって、
経験する色々の中から、
その時とはまた違う、
新たなものを生みだす人に
なっているのではないかな。
と想像しながら、
私のイメージを伝え、
第一案を出してもらいました。
すっごく、イイ!です。
メールで送ってもらったデータを、
開いてみて、
一人で興奮しました。
絵本のような、
物語が続いていくような、
ジャケットがいい。と、
お願いしていて、
収録曲の歌詞も見てもらいつつ、
イメージを膨らませてもらって、
あとは自由に、
あなたパワー炸裂させてください。
と、
とてもアバウトに伝えていたのですが。
とーっても好きな感じです。
早くみんなに見てもらいたくて、
わくわくします。
プロデューサーのワタル氏との作業もそうだけれど、
“あなた×わたし”
な作業は、本当におもしろいです。
ある意味、
私にはイメージしかなくて、
実現には至らない事々を、
カタチにしてしまう彼らは、
“ドラえもん”じゃないかしら。
と、たまに本気で思います。
プロデューサーと、デザイナーの二人に
伝えている共通のことは、
美しいものは大好きだけれど、
洗練されたくない。
ということです。
においとか、
土っぽさとか、
残したまんま、
この一枚に込めて届けようと思います。
もうすぐ、
アルバムの詳細を伝えていけると
思いますので、
待っていてくださいね。

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