流 official site
Blog

ヨム

人情話しに弱いひと。

朝のNHK連続テレビ小説、
『つばさ』、
見ていますか。
好きなんです。
主人公・つばさの家族が、
食卓で、揃ってとる朝食時に
交わされる会話とか、
破天荒な母とか、
つばさが勤める、
コミュニティーFM局の
番組作りの風景とか、
そこに勤める人のキャラとか。
下町感あふれる町の人情話しが
盛りだくさんで、
朝から笑ったり、
ほろり。とさせられたりしています。
最近読んでいる本も、
江戸が舞台の人情もの。
こちらは、
『つばさ』よりももっと、
世知辛い世の中が描かれています。
いつの時代にも、
身に憶えのない罪をきせられたり、
土地や財産を奪われたり。
しいたげられてきた人がいて、
何で自分が!と、
憤り、
反乱を起こす者もいれば、
何も言わずに、
さだめだと受け止める者もいて。
そういう物語を読んでいると、
どの時代も、
同じようなことが
繰り返されているのかもな。
と思ったりします。
智恵を得ることは、
とても素敵なことだけれど、
それをどのようにつかっていくかは、
その人にかかってくること。
誰かが今見ていなくても、
見ていても、
ずっと、
自分のずるさや、
心の狭さと向き合って、
闘っていかないと、
何度も何度も、
誰かを傷つけるし、
そんな自分がイヤになるし、
そんな自分をイヤとも思えない自分に
なってしまうかもしれない。
そうならないために、
こんなもんじゃない!
たった今から、
やりなおす!
と、
何度でも何度でも、
自分を信じて、
やりなおしていけたらいいし、
そういう自分なら、
誰かのこれからを
心から信じる。ことも
できるのだと思います。
強くなる。って、
そういうことだと思うし、
私は
そういう強さを目指していきたい。
時代小説の、
主人公の境遇を、
悔しがりながら、
そんなことを思っている私は、
物語に影響受けすぎですよね。
アイ ノウ。

一覧へ戻る