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旅人

会ってから。触れてから。富山 Artist’s!

初めての
富山!
Artist’sで歌ってきました。
40年の歴史ある店は、
とってもいい雰囲気を
出していて、
店に入ったときに
かかっていた、
フランス語の
愛の讃歌が、
似合いすぎるような店でした。
そこで待っていてくださった
マスターは、
作務衣に雪駄を履いていて、
あごひげのある、
職人みたいな風情の方で、
店の感じとは
ぜんぜん違うのだけど、
これでいいのだ。
という感じもする、
不思議な感覚の店です。
いろんなものが
ミックスされている。
ライブも、
ギター弾き語りの方のみの
出演だったのですが、
5人とも、
ぜーんぜん
違って、
おもしろかったです。
ご一緒させていただいた
髑髏海月(どくろくらげ)さんは、
女性アーテイストで、
ゴシック アンド ロリータの
ファッションで、
ギターをつま弾きながら
鎮魂歌を歌う。
という方で、
ステージに
ろうそくを灯し、
美空ひばりさんの
『一本の鉛筆』や、
いるかさんのうたや、
オリジナルの歌を
歌われていましたが、
世界観が
すばらしかったです。
ここでも、
そんな
すてきな出会いが
たくさんでした。
会場には、
地元のミュージシャンも
多くいらしていたそうなのですが、
一人の方が、
「全曲、よかったです!
 ぜんぶ、胸にきました。」
と力強く伝えてくれました。
ありがとうございます。
その方は、
定期的にライブも
行っているそうで、
次の富山では、
共演したいです。
と言っていただきました。
ありがたいです。
秋にまた
富山へ行けるように、
計画を立てたいと思います。
うれしいな。
旅していろんな
初めての町へ行ってみて、
富山で特に思ったことは、
人は会ってみないと
わからないな。
ということです。
初めての
ライブハウスの方と、
連絡を取り合っているときは、
お相手の
顔も、
性格も、
表情も
わからないので、
電話で話しているなら、
その声と
対応の仕方で、
ぼんやりと
その方への
印象をもっているんだけれど、
Artist’s のマスターは、
電話で話していると、
とてもぶっきらぼうでした。
でも、
会ってみると、
やさしい。
「世の中で
いちばん怖いのは
カミさん。」
と言って
笑っていました。
そういう印象の変化も
おもしろいし、
決めつけず、
ちゃんと
会って、
今回の機会を
くださったことに、
まずは
お礼を言って。
そこから、
始めるのが
いいな。
と思いました。
でも、
予感ですが、
富山の方は、
きっと、
愛想は
あまり
よくない
気がします。
昼ごはんを
食べに行った
食堂 ハッピーも、
最小限の笑顔だった
気がしますもん。
(そういうの
ぜんぜん
きらいじゃないです)
この町の
気質みたいなもの
のような気がする。
笑顔じゃないけど、
機嫌がわるいわけじゃない。
何度もやってきてみて、
やっぱり、
大枠では、
そうかも。と
思うかもしれないし。
違うかもしれないし。
これまた、
時間をかけて、
富山への印象が
できていくと
たのしいです。
富山 Artist’s!
本当にありがとうございました。
とってもたのしかったです。
2012年7月8日(日)富山 Artist’s
1.すずなり
2.Open!
3.星の誕生日
4.ちゃんと。
5.太陽のうた
6.つぼみ
7.ごほうびのようなもの
アンコール.おにぎり

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