LOVE
受け継いでゆく。
小路幸也(しょうじゆきや)さんという作家が書いた、
大好きな小説、
『東京バンドワゴン』(集英社)の3作目、
『スタンド・バイ・ミー』が発売になっていたのを、
先日、
本屋で発見して購入し、
読んでいます。
ものすっごい、
すき。
また、
大泣きしました。
以前にも少し書いたかな。
と思うのですが、
内容は、
“東京バンドワゴン”という名の
古本屋を営む、
4世代12人家族の物語。
(1作目では3世代8人家族だったのに、増えた!)
昔テレビでやっていた、
ホームドラマが大好きだった作者が、
“あんな風に、
家族が一緒になって、
テレビの前で楽しめるドラマを作ってくれた
多くの制作者の方へ、
ありがとうの言葉の代わりに。”
と、書いた小説だそうです。
私も、
この物語を、
みんなと共有したくて、
ライブでも、
“流文庫。”を実施して、
プレゼントさせてもらったし、
友だちにも、
仲間にも、
何冊贈ったかな。
これに出てくる、
我南人(がなと)という61才、
伝説のロッカーが言う、
「LOVEだねぇ。」は、
私の日々のテーマになったし。
家族やら、
近所のみなさんやらと、
春・夏・秋・冬、
いろんなことが起こる一年を、
みなで力を合わせて
解決に向けて
一丸となっていく
その姿勢に、
いつもいつも胸打たれるんです。
なんだか、
こういう世界を、
テレビの中の、
小説の中の世界だろ。
とか思ってないで、
ぜったい目指すんだ!
って、
思っちゃう。
そんな力がわいて、
なんでもできそうな心持ちに
させてくれる、
ものすごいLOVEな本です。
我南人のモデルとなったミュージシャンは、
作者である小路さんの
好きなアーティストが、
ミックスされたキャラクターだそうですが、
清志郎さんも、
確実にその一人なんだそうです。
やっぱり。
昔のホームドラマと同じくらい、
愛し合ってるかい!
な方ですから。
私たちは、
そのすばらしい本や、
すばらしい歌や、
生きざまの、
血を受け継いで、
しっかり、
LOVEしていきましょう。
仲間たちと、
家族たちと、
ライブに来てくださるみなさんと、
こんなセカイを
叶えていく。
内緒ですけど、
それが私の
ユメです。