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マナブ

歌丸さんに会いに行く。

東京の中でも、
大好きな街、
浅草へ行ってきました!
浅草寺でおまいりして、
浅草演芸ホールへ。
落語を聞きに
行ってきました!
正月二之席。
落語の世界では、
1月20日までがお正月。
なのだそうで、
顔見せ公演として、
たくさんの噺家たちが
入れ替わり立ち代わり
出演していました。
会場も、
立ち見がでるくらい、
満席。
朝10時半から、
夕方4時半まで、
27組の方が登場したと思います。
プログラムを見ると、
小さな文字でたくさんの出演予定者が
載っていましたが、
ほとんど知らない方ばかりで、
(唯一知っている“ナイツ”は、
出演しなかった。。見たかった!)
でも、
最後の最後に、
桂歌丸。と、
記されており、
笑点で見続けてきた
あのお姿を、
拝めるのね!!と、
テンションあがりながら、
それまでの26組の方も、
大いに楽しませてもらいました。
6時間はさすがに長くて、
ヘロヘロになりましたが、
笑いすぎて、
だいぶ泣いて、
大満喫。
そして、
いよいよ、
歌丸師匠登場!
生の歌丸さんは、
血色のいい、
きれいなお顔でした。
ちょっと、
仏さまみたい。
って思いました。
自分が生涯かけてしていくことは、
噺家しかない!と、
15才で門をたたき、
噺家になって、
58年!だそうで、
そりゃ、
仏さまみたいにもなるよなー。
と思いました。
昔は、
今よりもっとキビシイ時代だっただろうし。
落語の世界には階級があって、
前座・二ツ目・真打となっているそうで、
今日のステージも、
いちばん最初に
前座の方が登場して、
3分くらいの持ち時間で
あっという間に、
次の方が登場したのですが、
その後、
次の方のために
座布団をひっくり返したり、
寄席文字のメクリをめくるのも、
最初に出たこの方が、
ずっとすべての
セットを行っていました。
はなしの中で、
「楽屋では、
 師匠たちに
 お茶も入れ続けている。」と
言っていたから、
本当に休む時間などなく、
動いているのだろうなぁ。
と、
想像しました。
しかも、
その修行は人によっては、
5年くらいかかるのだそうです。
それでも、
そこを乗り越えて、
情熱を絶やさずに
修行を積んで真打までいける方は、
それだけでも
すごいと思うのに。
落語を勉強することも、
果てなく続く修行だろうし、
噺家さんの何人かも言っていたけれど、
落語の世界には定年がないから、
“偉い人”が掃いて捨てるほどいるらしいし。
そのトップを生きる方ですから、
半端ないんです。きっと。
43年間続いているという
『笑点』にも、
第一回から出演しているのは、
歌丸さんだけなんですって。
素晴らしい。
歌丸さんリスペクト!
笑点好きの父さんが
今度東京にきたら、
浅草に歌丸さんを見に行こう。
それにしても、
落語。
おもしろいです。
お正月公演だから満席だったけれど、
普段はガラガラの日もあるとか。
古典落語をじっくり楽しむなら、
そんな通常公演に行ってみるのが
いいのかな。
今度はそんな日に、
お弁当持参で行ってみます!

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