LOVE
とっておきの贈り物。
「今日は“おひなさま”だから、これあげるわ」
と、いつもお世話になっているおばさまに、
とらやの羊羹をいただきました。
わぁ。
ひなまつりだから。
って、何かをしてもらったことなんて
あったかしら。と考えてみましたが、
流家では、特になかったと思いますし、
実家を出てからは、
それまで以上に、
何もなかったと思います。
なんだか、
とても嬉しかったです。
しかも、
『とらやの羊羹』ってところが、
おばちゃんにとっての、
“とっておきの贈り物”な感じがして、
ジンときます。
羊羹は、普段はほとんど食べないけれど、
とってもたいせつに、
おいしくいただきました。
小箱に、お内裏さまとお雛さまが描かれた
ひなまつりバージョンの羊羹は、
小倉羊羹で、
『夜の梅』という名がついていました。
“羊羹の中に入ったあずきの粒が、
夜の闇にほの白く咲く梅の花を思わせること”
に由来してつけられた名だそうです。
ううむ。
すばらしい名。
しかも、本当に夜の梅に見えるー!(単純おバカ?)
すごい。
その名をつけた人も、
それを選んでくれたおばちゃんも、
すごいよ!
と、
思いもかけない贈り物に
相当テンションがあがりました。
よいひな祭りを。