甥が入院しています。
重度のアトピーで、
4歳の今のうちに、
よくなるように、
集中的な治療が必要と診断されて、
入院することになったそうです。
母である私の妹が、
入院前日の夜に電話をくれました。
その病院では、
ずっと親が付きっきりになることをさせず、
夜7時以降は、
自宅に帰されるそうで、
治療をされながら、
ひとりの夜も乗り切らなければならない、
彼にとっては、
人生初めての試練かもしれない。
と、妹は言いました。
今日、
その後の経過を知らせてくれるメールが届き、
“本人がものすっごくがんばっていて、
　2週間の予定だった入院が、
　1週間早く退院できそうだ”と
知らせてくれました。
よかった！
そういう、
どこに向かってがんばっていいかわからないような
出来事が起こったとき、
どうやってがんばってるんだろう。
どうやって、
痛いこととか、
苦しいことを
我慢するんだろう。
と思いますが、
お父さんやお母さんの笑顔が見たいからか、
早く、
痛くなく、かゆくなくなりたいからか、
退院したら買ってくれるかもしれない、
N700系新幹線のプラレールを
思い描くのか。
ちゃんと、
その力を自分の中から
引っ張り出してくるから、
すごいです。
甥は、
とっても明るいオトコで、
変な顔して、
笑わせたり、
ふいに、
「ながれちゃんのこと、すき。」
と告白してくれたり、
いつも周りをなごませてくれるひとです。
私も、
あなたの力になりたいわ。
気持ちだけでも、
毎日送っています。
起こる出来事を、
じっとして、
耐える試練のときが、
誰にもあると思うけれど、
自分のせいだと思わずに、
もちろん、
誰かのせいにもせずに、
周りの人間も、
本人も、
明日の光を見つめて、
いけたらいいです。